水をあまり飲まない猫のためのキャットフード

水をあまり飲まない猫にはウェットキャットフードをあげましょう。
ウェットフードは含有水分量が75~85%ほどと非常に多くなっていますので、水分補給には最適です。
総合栄養食と表示されているものを選ぶと、栄養バランスにも配慮されていますので、健康上問題はありません。
ただし、ドライフードに比べ、価格は高くなっていますので、経済的な負担は大きくなります。
ドライフードは食べるけれど、ウェットフードは食べないという猫もいます。
嗜好性の高いウェットフードでも食べないという場合は、ドライフードをお湯でふやかして与えるのもいいでしょう。
今まで与えていたフードなので、食べてくれる可能性は高くなります。

しかし、食感が変わるので、いつも食べているフードなのに食べないこともあります。
そういう場合は、ウェットフードとドライフードを混ぜたり、ドライフードの上にウェットフードをトッピングするなど、猫が食べやすいように工夫しましょう。
元々猫はエジプトの砂漠地帯の乾燥した厳しい環境に生まれたため、獲物から摂取する体液が主な水分の補給源となっていました。
そのため、摂った水分を逃がさず、腎臓へ行った水分は再利用される仕組みになっています。
そうすると、他から水分を摂取することがなければ、尿に含まれる毒素濃度が高くなり、泌尿器や腎臓病のリスクが増大します。
水を飲ませることは非常に大切なことなのです。

ウェットフードもふやかしたドライフードも食べないようであれば、仔猫用のミルクを薄めた水も有効です。
仔猫の時はミルクで育っていますので、大方飲んでくれます。
人間の飲むミルクはお腹に良くありませんので、必ず仔猫用のミルクを与えます。
はじめは少し濃いめにすると、結構飲みます。
徐々に薄めていくと、普通の水でも飲むようになります。
あるいは、スープタイプのウェットフードを水で薄めたものも飲みやすくなります。
これも徐々に薄くすると水だけでも飲むようになります。
注射器で水をあげるのは大変なことです。
そうならないように、猫の好みに合わせて工夫しましょう。