ウェットキャットフードの種類-総合栄養食

ウェットキャットフードの総合栄養食は、主食として与えることのできるフードです。
タンパク質や脂質、炭水化物などの猫に必要な栄養素をバランスよく配合し、水と一緒に与えれば、1日に必要な栄養分を摂取できるものです。
総合栄養食と表示するためには、ペットフード公正取引協議会の定めた試験を経なければなりません。
各事業者が自らの責任で定められた試験を行わなければならないのです。
適用になるペットフードには、猫の成長段階も併記されます。
その試験には2つあります。

1つは、製品の分析試験の結果が施行規則の栄養基準の栄養成分の基準に合致しているかを証明する「分析試験」。

もう1つは、実際に猫に製品を食べさせ、総合栄養食であると証明する「給与試験」です。
この2つの試験をクリアしたものが総合栄養食として表示できるのです。
ウェットキャットフードの定義としては、水分75%程度で、品質保持のための殺菌工程を経て、缶詰やアルミトレー、レトルトパウチに充てんされたものとあります。

また、総合栄養食といっても、様々な条件でキャットフードの栄養バランスは異なります。
ライフステージや、機能目的、猫の種別、素材、室内飼いか外飼いかなどで必要とされる栄養素やエネルギーは違ってきます。
ライフステージによる分類では、総合栄養食として表示する場合には、「ペットフードの表示に関する公正競争規約・施行規則」により、そのペットフードが適用される猫の成長段階を併記することが求められています。
生後4週前後までの「妊娠期/授乳期」、離乳期から1歳程度までの「幼猫期/成長期またはグロース」、1歳以上の成猫から7歳以上の高齢期の「成猫期/維持期またはメンテナンス」、前述のすべてに期間に適用できるものは「全成長段階/またはオールステージ」という分類になります。
機能別分類としては肥満対策キャットフード毛玉対策キャットフードなどが一般的になっていますが、療法食の分野でも機能目的を明確にしたものが増えてきています。
これから分類として定着していくものと考えられています。
キャットフードの療法食についてはこちらをご覧ください。