キャットフードの原材料-肉副産物・ミート副産物

キャットフードの原材料の肉副産物・ミート副産物は、生体から枝肉を採取した残り、および枝肉から除かれた骨とされています。
肺や脾臓、腎臓、肝臓、脳、胃腸、骨などの内臓や血液、家禽では頭、首、足、内臓などです。
通常、人の食用に適さない部分といわれています。
猫の健康のためにはよくないという方が多いのですが、元々肉食であることを考えるとそうではありません。
自然の中では捕獲したネズミは頭からしっぽまで全部食べてしまいます。
他の大きな肉食動物も、獲物を捕獲したら内臓から食べます。
内臓は水分や栄養分が豊富であり、傷みが早いから先に食べます。
その後、肉の部分を食べます。
捉えたものは余すところなく食べるのです。

人間でも、内臓はほとんど食べています。
日本ではもつ鍋や豚の耳を蒸したミミガー、豚足、鶏や豚の軟骨など、以前に比べるとたくさん食べるようになりました。
中華料理では余すところなく食べています。
鶏の足を煮込んで、骨の周りのゼラチン質を食べます。
豚の血を使ったソーセージもあります。
内臓はビタミンAやB群、鉄分が多く含まれているのですが、保存性が悪いために廃棄されていたものです。
保存性の悪さから時間のかかる食肉卸売業のセリを通さずに仕入れできますので、かなり安く手に入ります。
キャットフードの価格に大きく貢献しているといえます。

肉副産物・ミート副産物は猫の健康にとって良くないといわれる方が多いのは、衛生面のことがあります。
解体の段階で、消化器官内に付着している細菌や大腸菌、サルモネラ菌などを心配されています。
また、4Dミートを想像されるからでしょう。
事故で死んだ動物や病気で死んだ動物、障害のあった動物、屋外で死んだ動物の肉などを懸念されることも大きな要因です。
しかし、どれほどのメーカーが4Dミートを使用しているのかはわかりませんが、キャットフード製造の段階で、洗浄・殺菌・加熱処理がされていますので、フードとしての問題はありません。
より多くの栄養素を含んでいる部位もあります。
人間の立場からだけではなく、猫目線でキャットフードを見ることも大切でしょう。
猫が美味しく食べて、健康でいられるキャットフードが一番です。

愛猫家の中には手作りキャットフードを与えている方もいます。
手作りのメリットはどのような材料が使われているかが明白なことです。
市販のキャットフードで心配な余計な添加物や穀物類が含まれていないため、安心して猫に与えられます。
しかし、毎食手作りは大変ですよね。
近頃は手作りのキャットフードを販売しているお店などもあるそうなので、そういったお店の商品も使いながら愛猫の健康的な毎日をサポートしていきましょう。